普通サラリーマン・ゴートの副業研究所

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【感想】ゼロから成功 ひとり企業の教科書(藤原恭子著)

サラリーマンになってもうすぐ丸11年。昨年末に家族も増え、ある程度責任のある仕事にも携わり、恵まれた環境だと思います。ただ、ふとした瞬間に、「何か新しいこと・別のことをしてみたい」と考えることがあります。転職も考えますが、子供が小さいという理由で、子育てが忙しい時はなかなか転職には二の足を踏みます。

 

自分の気持ちや考えを整理するという意味で、1冊の本について書きます。

【ゼロから成功 ひとり企業の教科書 (藤原恭子著)】

ひとり起業の教科書

ひとり起業の教科書

 目次

 

書籍の紹介

この本は、著者・藤原恭子さんが普通のOLから起業して成功するという実体験を元に、「起業のコツ」が書かれています。

要約ポイント3つ

本は5章の構成となっていますが、私が特に押さえたポイントは3つ

  1. 起業する前の不安の解消
  2. 起業後の理想像の構築
  3. 起業におけるアドバイス
起業する前の不安の解消

「 起業してみたい」と漠然と考える人も多いと思います。実際私もその一人ですが・・・。そもそも起業するに値するスキルもない、資金もないなどマイナスなことを考えてしまうものです。しかし、この本ではまず自分にあるものを見つけてみよう、そのために行動してみようと書かれています。これが1つ目のポイントです。ついつい、マイナス思考になってしまう私にとっては、背中を押してくれる言葉でした。行動すれば思いがけない発見があるかもしれないということです。「できないことではなく、できることを数える」ということが、起業に限らず、何かを始めるときに必要なことだと感じました。

 起業後の理想像の構築

次に「理想像の構築」についてです。10年以上サラリーマンをやっていますが、正直将来のビジョンを具体的に考えたことがありませんでした。上司の姿を見て、尊敬はしますが、「自分も将来あのポジションで頑張りたい」とは思えず・・・。家族を養うのに困らない給与(たまに旅行に行けるくらい)は確保したいと思う程度です。しかし、欲を言えば、「月100万、200万円稼ぎたい」「夢中になれることが欲しい」と思います。この本には、具体的に理想の未来を書き出してみようとあります。言葉や文字にすることは大事なことです。より鮮明にイメージすることができます。そしてその未来のために今できる行動を考えてみようというのが、2つ目のポイントです。

 企業におけるアドバイス

 そして、3つ目のポイントが、起業におけるアドバイスです。著者の経験から色々なアドバイスがありましたが、中でも重要だと感じたのはコミュニティを作ることです。自分の理想に近くて、少し自分の先を行っている「120%先輩」を見つけることや、同じビジョンを持つ仲間を作ることが、成長のスピードを速めるとあります。確かに、2,3年上の先輩からのアドバイスは、仕事をする上でも非常に役に立った経験があります。また成功の話だけでなく、失敗例を聞くと、より一層理解が深まったことがあります。やはり一人ではなく、考えやビジョンを共有できる人間関係が大切だということです。

 

まとめ

「発見は行動の先にある」

起業する・しないに関わらず、何か行動をしなければ始まりません。行動すれば、新しい発見があるかもしれません。それが、次の行動に繋がるヒントになるかも。