高額紙幣は必要なのか？

新紙幣導入

2024年に日本は新紙幣が導入されることが発表されました。20年ぶりの刷新ということで、経済効果も見込まれるということです。このニュースは…非常に後進的だと感じました。むしろ日本は「5年後に1万円札を廃止します」とすべきだったと思います。

日本のキャッシュレス

 先週末、親戚の結婚式があったのですが、そのために久しぶりに現金をおろしました。大げさではなく、1万円札を手にしたのも久しぶりでした。普段の買い物は、「クレジットカード」か「Apple Pay（QUICPayかiD)」、もしくは「PayPay」「LINE Pay」などの「スマホ決済」で9割くらい済みます。普段お財布には千円札しか入っていません。

日本のキャッシュレスが他国に後れを取っているということですが、現金を使おうとしなければ、キャッシュレスで生活できるものです。そのため、今の生活で現金が必要になる場面は、会社の歓送迎会などの飲み会の事前集金と家の近所の個人店のケーキ屋さんくらいです。妻のお気に入りのケーキ屋なのでここだけは、定期的に現金を使うことになります。会社以外の友人と行く飲み会は、誰か一人が支払いをして、あとは支払った人に「PayPay」などで支払えば終了です。

アメリカでは、両替すると100ドル札をもらうことはないし、お店で100ドル札を出すと嫌がられるか拒否されます。今後日本もそうなるのではないかと想像しています。1万円札を普通に使える割には、自動販売機では使えないことが多いし…昔はタクシーでも嫌がられたたわけですし…。ということで、日本でも1万円札はどんどん不要になって、廃止でもいいのではないかと思います。

新紙幣の時には、盛り上がるのか、キャッシュレスが進み「高額紙幣不要論」が高まっているのか…。日本の未来は、どっちだ？